イベント情報
令和6年度県民文化大学講座 第3回 「呂坤と『呻吟語』」~『呻吟語』(外編)を読む~
【講師】
疋田 啓佑氏(福岡女子大学名誉教授)
概要
「呂坤と『呻吟語』」講師:疋田啓佑氏
呂坤(1536~1612)は明末の儒学者・官僚。寧陵(河南省)の人。字は叔簡。号は新吾。襄垣知県をはじめとし山西巡撫を経て、刑部左侍郎に至りますが、忌憚無い意見を上奏するも入れらず、結局自ら官職を退いて、田野に儒学を講じました。
今年度の大学講座は、昨年の『呻吟語』(内編)に引き続いて『呻吟語』(外編)を読み解き、呂坤の思想を学ぶとともに、その背景である明代の歴史と文化に触れていきます。
第3回テーマ
呻吟語(外編)を読む 巻四、聖賢篇。
儒教における聖賢論
講師 プロフィール
福岡女子大学名誉教授
疋田 啓佑(ひきた・けいゆう)氏
[略歴]
昭和12年中国東北部(満州)生れ、
昭和35年九州大学文学部国文科卒、昭和40年九州大学大学院中国研究科修了、都城工業高等専門学校教授、二松学舎大学文学部教授、福岡女子大学文学部教授を歴任 現在久留米大学ほか非常勤講師、前九州退渓学研究会会長、岡田武彦記念館理事長
[主著]
『呻吟語』(中国古典新書・明徳出版社)
『貞観政要』(明徳出版社)。
『池田草庵』『服部南郭』(叢書日本の思想家・明徳出版社)