県文連について
理事長挨拶
平成24年6月の定例理事会において加盟団体・会員の皆様及び特別個人会員の皆様によりご推挙・ご承認いただき、「福岡県文化団体連合会 第3代理事長」に就任いたしました宇田川でございます。
前任の谷口治達(はるみち)氏とともに副理事長として「県文連」創立20周年記念事業や活性化に取り組んでまいりました。
そのような過程で強く感じましたことは、「活性化したものを後戻りはさせたくない」「更なる飛躍を目指していく」ということでした。
現在、加盟団体は、地域別(市町村)65団体、事業別(洋楽、日舞、華道など)25団体の90となっております。
福岡県は、平成16年に「第19回国民文化祭・ふくおか2004(「とびうめ国文際」)」を開催いたしました。私も、アジア美術(第19回アジア国際美術祭)事業の実行委員長として参加させていただきました。この国文祭は、事業数、観客動員数などで国文祭史上最大のものとなり、その下支えの一部を県文連が担ったところであります。国文祭終了後、その成果を引き続き継承していこうと県では県民の方々に文化芸術を鑑賞、参加、創造する機会を提供し、文化活動の裾野の拡大や県内の文化団体で活動している方々に発表と交流の場を提供することで、新しい県民文化の創造や発展を図るため「ふくおか県民文化祭」を開始されました。
この事業の一つとして、県文連では子ども達の文化芸術への関心を高めるための芸術団体の小中学校へ派遣する「芸術体験講座」を平成17年度から始めました。
このほか、年間を通して「県民ふるさと文化講座」、「文化芸術フォーラム」、「県民文化大学講座」などを開催し、多くの県民・市民の皆様への地域発の歴史、思想、美術などの文化芸術情報の発信に努めております。
今後は、加盟団体また全国の団体と更なる連携を図りながら文化芸術を通した国際文化交流などに努めていきたいと思っております。
どうぞ県文連をご支援いただきますよう心からお願い申し上げます。